【青の洞窟】青く不思議な世界が一面に広がる神秘の洞窟

頭を下げなければ通れない程狭い洞窟の入り口を抜けると、青色に染まった不思議な空間が待っているという、まぁ何ともロマンチックな洞窟がイタリアにあります。

昔はただのパスタの名前だと思っていましたw。今回は、実は存在していた青色に輝く不思議な洞窟、青の洞窟をご紹介します!


青の洞窟とは?

青の洞窟は、イタリア南部のカプリ島にある洞窟の名称です。ちなみに沖縄にも青の洞窟と呼ばれる沖縄版青の洞窟が存在します。

洞窟の入り口は水面から少し顔を出している程度でとても狭いため、手漕ぎボートを使って中に入ります。その為、波や海の状態により運が悪いと中に入れないケースもあるそうです。

また、洞窟内に入れる船数も限られているため、洞窟前でかなり待たされることもあり、さぁいざ青色の世界が広がる洞窟内へ!と思ったら入場禁止・・・という最悪なパターンを経験した知人もいますw。(次の日にリベンジを果たしましたが)

洞窟内部は小さい入り口からは想像できない程広い空間が広がっており、神秘的な青色に包まれています。

ちなみに、上にも書いた通り、日清のパスタシリーズにも採用されていますw

なぜ青いのか?

なぜここまで青色に包まれているか不思議に思ったので調べてみました。

青色に輝く理由は、洞窟内に差し込む太陽の光が白い大理石の海底に反射し、海底からライトアップされる状態になり、青色以外の色は海中で吸収されるため青く輝いて見えるんだそうです。

よくプールでもありますよね。水中にライトが設置してあって、外から見るとプールの水が輝いて見えるようにしてあるプールが。あれと似た状態が自然に発生しているんですね。またさらに神秘的ですね。

まぁ習うより慣れろ、説明より見せろ!ということで青の洞窟の写真をどうぞw。

青の洞窟の風景


まずはこのモーターボートで洞窟の入り口前まで近づきます。


そして洞窟の入り口が狭いため、このような小船に乗り換えてから洞窟へ入ります。

それではいよいよ、青色の世界が広がる洞窟内へ・・・


はい、真っ青!ホント違う世界に入った感じですね。水の青色が洞窟の天井まで反射してるのが分かるでしょうか?


水面近くから撮影してみると・・・さらに見事に青!洞窟の入り口に近づくにつれて、水色になっています。本当にキレイな青色ですね~。青色には人を落ち着かせる効果もあると言いますし、洞窟内では不思議な感覚になりそうですね。


船の後方。まるで船が通った後が青く染まってる様にも見えませんか?ちょっとロマンチックなこと言っちゃいましたね、似合わないですね。はい。


そして洞窟の出口へと。出口もかなり狭いですね。そしてお客さんが船頭さんに押しつぶされそうになってますw

いかがでしたか?さすがにここまで青いと一度は見てみたいですよね。イタリアへ旅行の際は是非行ってみたい、見てみたい候補にしてみてください!

青の洞窟へのアクセス方法

青の洞窟へ行くには、まずカプリ島へ行く必要があります。カプリ島へのアクセスはフェリーがオススメで、以下4つの港からフェリーが出ています。
  • カプリ港
  • イスキア島
  • ソレント
  • サレルノ
カプリ島までの詳しいアクセス方法はコチラも参考にしてみてください!

そして、マリーナ・グランデというカプリ島の港に到着した後、次は青の洞窟の目の前まで行くモーターボートに乗り換えます(このボートでは中に入れません)。

そして、洞窟前で次は洞窟内に入るための小船に乗り換える必要があります。運がよければすぐ乗れるそうですが、何せ洞窟の入り口が小さいため前に待っている船の混雑状況によっては船上でかなり待たされる人もいるそうです。

そしていよいよ洞窟内!・・・と中々簡単な道のりではないですね。

料金は、カプリ島までが(15~17ユーロ前後)+青の洞窟前までが(10ユーロ)+小船代(5ユーロ)+青の洞窟の入場料(4ユーロ)+小船の船頭さんへのチップ(1ユーロ)=えっと計算機、計算機・・・うん、35ユーロ前後ですねw。

洞窟内へ入る小船の船頭さんへのチップは1ユーロが相場だそうです。日本人だからといって10ユーロなんて請求してくる場合もあったりするとか。もちろん最上級のサービスを受けたのであればもっと払ってもいいんですが、普通に済ませたければここは1ユーロで切り抜けておきましょう!

また、青の洞窟が一番キレイに青く輝いて見えるのは午前中なので、カプリ島に宿泊する予定が無ければ朝一で出発しましょう!

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