【イタリア】ローマの一度は訪れたい魅力的な観光スポット10選

古代遺跡や宮殿、美術館など魅力的な観光スポットが多く残るイタリアの首都ローマ。

今回は、その美しさから「永遠の都」とも称される都市、ローマの一度は訪れたい魅力的な観光スポット10選をご紹介します!


ローマとは?

改めてご紹介するまでも無い程有名な都市ですが、ローマはイタリア中部のラツィオ州に位置するイタリアの首都です。イタリアの政治、経済、文化の中心地であり、イタリアで一番人口が多い都市でもあります。

古代ローマ時代の遺跡や宮殿、美術館など魅力的な観光スポットが集まる観光都市として、またローマ市内にキリスト教の聖地の1つであるバチカン市国があることから、聖地としても世界中から多くの人が集まる世界都市です。

それでは、ローマの魅力的な観光地10選をご覧ください!

ローマの魅力的な観光地10選

1. コロッセオ


まずはローマを代表する観光スポット、コロッセオです。コロッセオはローマ帝政期時代に建造された円形闘技場で、コロシアムの語源にもなっています。

鉄骨を使用せずコンクリートのみで建設されているにも関わらず、現在でも外周の半分程度が残っています。外周はおよそ188m、高さは48mあり、ローマを代表するスポットであるとともに古代ローマを象徴する建造物であり続けています。

2. トレヴィの泉


ローマ観光で外せないスポットの1つ、トレヴィの泉です。トレヴィの泉はローマにある最も大きな人口の泉で、ポーリ宮殿前にあります。

トレヴィの泉には言い伝えがあり、泉へ向かって後ろ向きにコインを投げ入れると願いが叶うと言われています。また投げ入れるコインの枚数によって叶う願いが変わります。

1枚だと再びローマへ訪れることができ、2枚だと大切な人と永遠に一緒にいることができ、逆に3枚だと恋人やパートナーと別れることができると言われています。

2014年6月から修復工事が行われており、2015年秋頃に完成予定ですが、修復工事中も観光客への公開は継続される予定です。トレヴィの泉はローマ地下鉄A線のバルベリーニ駅から徒歩圏内です。

3. フォルム


フォルムは古代ローマ時代に公共広場として使用された場所です。商業活動や政治や宗教の集会などが行われた広場で、ローマ市民にとって重要な施設でした。

フォルムとはラテン語で「広場」を意味し、フォルムは写真手前に見える列柱で囲まれていました。古代ローマ時代の雰囲気が味わえるオススメスポットです。

4. フォロ・ロマーノ


古代ローマ時代の遺跡、フォロ・ロマーノです。 フォロ・ロマーノは上記のフォルムの1つであり、その中でもローマで最初に建設されたフォルムです。

フォロ・ロマーノは紀元前6世紀頃から建設が始められ、紀元3世紀頃までローマの政治・経済・商業の中心地として栄えていました。東西約300m、南北約100mの大きさのフォロ・ロマーノ内では、神殿や凱旋門、記念柱などの遺跡を見ることができます。

5. ナヴォーナ広場


ナヴォーナ広場はバロック様式の建築物に囲まれた広場で、世界の4つの大河であるナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を擬人化した噴水、その前後にネプチューンの噴水、ムーア人の噴水の3つの有名な噴水が置かれています。

ナヴォーナ広場は露天なども建ち並んでおり、観光客で賑わう活気のある広場となっています。またローマで有名な朝市が開かれる、カンポ・ディ・フィオーリもすぐそばにあります。

6. ヴェネチア広場


フォロ・ロマーノから比較的近くにある広場、ヴェネチア広場です。広場の正面にはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念館、その横にはこの広場の名前の由来となったヴェネチア宮殿があります。

この場所は、ファシスト政権で有名な第40代イタリア首相のベニート・ムッソリーニが演説を行った場所としても有名です。広場はロータリーになっており、バスの発着場所としても多く利用されています。

7. カンピドリオ


カンピドリオは、「ローマの七丘」と呼ばれる古代ローマ時代の7つの丘の内の1つです。

カンピドリオの頂上にはルネサンス期にミケランジェロが設計したカンピドリオ広場があり、ローマ市庁舎やカピトリーノ美術館、現在は博物館となっているコンセルヴァトーリ宮殿があります。

また広場の中央にはミケランジェロの作品である、第16代ローマ皇帝であるマルクス・アウレリウスの銅像が建っています。

8. サン・ピエトロ大聖堂


サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国の南東にある大聖堂で、高さ約120m、長さが約210mあり、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇るカトリック教会の総本山です。

その大きさや外観の美しさだけでなく大聖堂内部も見どころが満載で、豪華に施された内部装飾、膨大な数の彫像や絵画などの美術品、歴代教皇の墓などもあり、時間に余裕を持ってゆっくり見学したいスポットです。

9. スペイン広場


映画「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べたシーンでおなじみのスペイン広場です。

スペイン広場はローマ都心部にある広場で、近くにあるスペイン大使館にちなんでスペイン広場という名前が付けられました。

スペイン広場にはトリニタ・デイ・モンティ教会へと続く通称「スペイン階段」があり、多くの観光客で賑わっています。ただ、保護を目的に広場での飲食は禁止されている為、残念ながら映画のワンシーンの様にスペイン広場でジェラートを食べることはできません。(と言っても食べてる人は結構いましたが・・・)

10. パンテオン


パンテオンは、ローマの七丘の1つパラティヌスの丘近くにある神殿で、ローマ皇帝のハドリアヌスによって建設されました。

このパンテオンは全ての神を祀る万神殿で、ローマ帝国時代に使用されたローマン・コンクリートで建てられています。また神殿の上部は半球型のドームの屋根が設置されており、内部からドームの屋根を見上げることもできます。

あとがき

いかがでしたか?過去2000年の間で最も訪問者の多かった都市の1つでもあるローマ。

ヴェネチアやミラノ、フィレンツェなど魅力満載の都市が勢揃いしているイタリアの中でも、ローマはある意味王道とも言える観光都市だと思います。

ここではご紹介しきれない魅力的なスポットもまだ沢山あるので、学生の方は夏休みや冬休みを利用して、社会人の方は休暇、有給、仮病、替え玉などありとあらゆる手段を使ってでも、時間に余裕を持ってじっくり見て回りたい都市ですw

イタリア旅行、ローマ観光へ行かれる方の参考になれば幸いです!

via globalgrasshopper.com

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