【ウユニ塩湖】天空の鏡と呼ばれる絶景が広がる世界一平らな塩湖

世界で最も平らな場所と言われ、どこまでも続く真っ白の世界と、空を映し出す水面の絶景が広がる場所がボリビアにあります。

今回は、天空の鏡とも呼ばれる神秘的な塩湖、ウユニ塩湖をご紹介します!


ウユニ塩湖とは?

ウユニ塩湖は、南米ボリビアの中央西部にある高原地帯、アルティプラーノにある塩の大地です。このウユニ塩湖は、高低差が50センチ程しかないと調査で明らかにされていて、「世界でもっとも平らな場所」としても知られています。

また、その広さも半端ではなく、何とその面積は何と約12,000km²だそうです!って言われても、あまりピンときませんねw

そこで、日本人にも分かりやすい約12,000km²の広さで色々調べてみると・・・ありました!それは新潟県です!新潟県の面積が約12,583km²なのでほぼ同じ位の大きさなんですね。

日本で5番目に広い面積を誇る新潟県には、235万人が暮らしていることからも、ウユニ塩湖がいかに広大か少しはイメージしてもらえたでしょうか。うん、何となくでも感じてもらえれば幸いですw。このように、とてつもなく広大で平らな場所なので、ウユニ塩湖の中央に立つと、360度見渡す限り白い平原が広がる光景が目にできるそうです。

さらには、雨によりウユニ塩湖に水が溜まると、蒸発するまでのわずかな期間に水面が空を反射することによってできる、「天空の鏡」と呼ばれる巨大な鏡が現れます。そして、この天空の鏡の中を歩くと、まるで空の中や、雲の上を歩いているような不思議な感覚が味わえるそうです。

またまたさらには、見渡す限りの平原ということで、周りには邪魔な明かりや光がありませんよね。つまり何が言いたいかと言うと、夜には都会っ子の憧れ、空を埋め尽くす満点の星空が見れてしまうんです!

いやいや、もうお腹一杯ですよ、ウユニさんw。広すぎたり、世界一平らだったり、見渡す限りの白い景色が見れたり、空の中を歩けたり、都会っ子の心を鷲掴みにしたり、どんだけ人を魅了するんですか!もう、今行ってみたいですw

ただ、そんなすぐにはボリビアまで行けないという方(私も含む)の為に、ウユニ塩湖の風景をご紹介します!

ウユニ塩湖の風景


こちらがウユニ塩湖。どうですか?まるで人が空を歩いているように見えますよね。どこまでも続く平らな「天空の鏡」が、本当の空と映し出された空の境目すらも分からなくしています。


浅く溜まった水に、車や空がキレイに反射されています。でも、タイヤすぐ錆びちゃいそうですねw



水が溜まっていない時はこんな感じです。このどこまでも続く塩湖の広大さに圧倒されますね。場所は違いますが、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」でも似た場所が出てきたのを覚えているでしょうか?


そして、そこに水が溜まると、空を映し出す「天空の鏡」現れるわけですね。


ウユニ塩湖で作られた塩は海外にも輸出され、日本でも購入が可能だそうです。


昔使われていた列車。やはり塩湖だけあってヒドク錆びています。これもまた景色に合いますね。



そしてこの列車には、現在ブランコが設置されています。鎖を掴むと手が茶色くなりそうですw。それより、鎖が切れそうな気も・・・。



これはウユニ塩湖にあるホテル。何とこのホテル、塩で作られています。



こちらが客室。壁ももちろん塩で作られています。宿泊客の3人に1人位は、本当にしょっぱいか舐めてみてる気がしますw


空の青さが気持ちいい1枚です。これだけ広大なので、道しるべや目印となるものが少ないため、現地ガイド無しでの観光はかなり危険だそうです。


日が沈むとまたその広大さに目を奪われます。何か吸い込まれるような写真です。


これはもう異世界ですね、これは。何かちょっと離れて写真を見ると、鉛筆が敷き詰められているように見えるのは私だけでしょうかw。はい、私だけですねw。せっかくのすばらしい写真が台無しな意見でしたねw


こんな広大な場所でキャンプってのも良いですね。あまりに平らな場所過ぎて、影がありえない位長く伸びてるのが見えるでしょうか。


テントからは、こ~んなキレイな夕日も見れます!ウユニ塩湖で夕日を見た人曰く、見たこともない程輝くオレンジ色の中、太陽が本当に自分の目の前を沈んでいくような感覚を感じたそうです。う~ん見てみたい・・・w


そして、ウユニ塩湖のもう1つの魅力、何といっても満点の星空!周りに何も無い、世界一平らな場所ですからね、空を埋め尽くす程の星を見ることができます。もうファンタジーの世界ですねこれはw

また、せっかく世界でも最も平らな場所に来たんですから・・・


ペットボトルの上をそろって歩いてみたり・・・


アーティストっぽく写真を撮ってみたり・・・


巨人に捕まりそうになってみたり・・・



美女に踏み潰されてみてもいいかもしれません・・・w

いかがでしたか?ここはもう、ぜひ踏み潰されてみた・・・いやいや、行ってみたいですねw。現実の世界とは思えない、この絶景を死ぬまでには見てみたいですね!

ウユニ塩湖へのアクセス方法

ウユニ塩湖へ行くには、ボリビアの首都ラパスの空港である、エル・アルト空港から飛行機やバスで行くのが便利です。
  • 飛行機の場合 : エル・アトル空港から、2011年に開通したウユニの空港まで約1時間程度です。
  • バスの場合 : 首都ラパスのバスセンターから、夕方出発、早朝着のウユニの街への直通バスがでています。所要時間は約12時間程度だそうです。
まず、ボリビアですら地球の反対側なので、途中乗り換えの時間を入れても、首都ラパスまで25~30時間程度かかるそうです。そこからバスに乗って12時間となると、ウユニ塩湖に着くまでに2日近くかかってしまう計算になります。

簡単に行けないからこその絶景かもしれないですね。ただ、やはりここは飛行機で行く方法をオススメしますw

そして、ウユニ塩湖に個人では中々行けないので、ウユニの街からは現地ツアーに参加することになります。ただそこは南米、ほとんどのドライバーはスペイン語しか通じないそうなんですが、もうここまで来たら習うより慣れろ、言葉より見せろですw

とりあえず「オラ!(スペイン語でこんにちは)」とだけは言っておきましょうw

最後に、ご紹介した通りウユニ塩湖には真っ白な大地が広がっていますので、日差しの照り返しがすごいです。サングラス、日焼け止めなど、日差し対策を忘れずに!

苦労してでも行く価値はありますね!

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