中国にある史上最大の建築物、万里の長城。国もデカけりゃ建築物もデカイですね。
延々と続く城壁の魅力だけでなく、背景には山々の絶景も広がる、全長約2万kmにもおよぶ世界最長の遺跡、万里の長城をご紹介します!
万里の長城とは?
万里の長城は、中国にある全長21,196.18km、世界一長い建築物と言われる城壁の遺跡です。全長約2万kmってすごいですね。その大部分は中国の明(1368年~1644年)に作られたと言われています。やはり中国は国自体の面積も大きいですしね、2万kmの建築物があるっていっても不思議ではないかもしれません。建設には相当な時間と人手がかかったのは間違えなさそうですが・・・。
でも、2万kmってどれ位の距離なのかイメージしずらいので、調べてみました!
何と、日本からブラジルまでの距離が約2万kmでした。太平洋を楽々横断するくらい長いわけですね。ただ、2009年に中国により発表された総延長は8,851.8kmだったんですが、2012年の発表で実際は約2万kmだったと発表されました。
またこの万里の長城は、ユネスコの世界遺産や、新・世界七不思議にも選出されています。それでは、万里の長城の風景を見てみましょう!
万里の長城の風景
本当に山超え谷超えの急勾配ですねw。山1つ超えるだけでも相当大変そうです。
山の上に立てられた万里の長城もすごいですが、背景の山も絶景すぎます。
日が沈んでくると、山や城壁も違った美しさを見せてくれます。
空からの夕日が雰囲気出しまくりな1枚。後ろに見える夕日に照らされているのは川でしょうか。まるでCGで作られた景色のようにキレイです。
夕日のオレンジ色から夜の青へ変わる瞬間ってホントにキレイですよね、ただ万里の長城には外灯もまったく無さそうですし、夜には真っ暗になりそうですね。暗くなる前に早く出口に戻らないと、2万km迷うことになるかもしれませんw。まぁ一本道でしょうけど・・・
それでは上空から見た万里の長城の全体の感じがつかめたところで、次は観光客目線で万里の長城を見てみましょう。
万~里は続く~よ~♪ど~こま~で~も~♪♪「線路は続くよどこまでよ」の中国バージョンでも歌わなきゃ乗り越えられなさそうですw。でもいい景色ですね。
そうです、この長い道のりの先に待っているのは・・・界王様ですw。そして修行が始まるんです・・・w
前方の観光客の心境「今からあそこに登るのか!?それとも今引き返すか!?とりあえず座って考えてみるか!?」w
これは角度が急すぎませんかね。確かに旅行や観光には体力も必要かもしれませんが、これは運動の域を超えそうですw
楽だと思われがちな下りも、意外と足の筋肉を使うんですよね。
秋には紅葉も見ながら観光できます。ただ、目の前には息切れ100%な急な坂道がw
そして中には道がかなり荒れているところもあります。背景の山が霧がかっていてまた雰囲気があります。
これはもう・・・道とは言えないレベルですねw。ちょっとした不安を抱えながらも、冒険心はくすぐられます。
いかがでしたか?かなりキツそうな感じを前面に押し出したため、安易に行ってみたいですよね?とは言いづらいのが正直なところですw
ただ、万里の長城は、もちろんその長さとともに、世界遺産にも指定されている遺跡です。今回ご紹介した写真では伝えきれない、実際に見て初めて感じることができる雰囲気も絶対ありますよね。
万里の長城へのアクセス方法
万里の長城へ行くには、ツアーで行く方法が一般的なようですが、その他にも、鉄道、バス、タクシーで行く方法も合わせてご紹介します!- ツアーの場合 : 日本の旅行会社のパッケージツアーで申込むか、北京市内で現地ツアーを利用することも可能です。ただし現地ツアーの場合は中国語のみの場合がほとんどのようです。しかし、日本の旅行会社のツアーと比べてもかなり割安なのが魅力です。
- 鉄道の場合 : 北京北駅から延慶行きの列車に乗り、八達嶺駅で下車。所要時間は約1時間。駅から徒歩5分程度です。
- バスの場合 : 北京の徳勝門バスターミナルから919路バス(緑色のバス)に乗車。所要時間は1時間~1時間半程度です。
- タクシーの場合 : 言葉の壁があるため、多少ハードルが上がりますが、タクシー会社と交渉してタクシーをチャーターして行く方法もあるそうです。価格も割高になりますが、自由度の高い観光ができます。
全て任せっきりの旅行も快適かもしれませんが、多少苦労してでも、自分の力で行く楽しみもありますよね!