【危険な空港】できれば着陸したくない世界の最も危険な空港8選

世界中に1万ヶ所以上あると言われる空港。そんな中にも、一歩間違えば谷底、断崖絶壁にある空港など、世界中には様々な空港が存在します。

その中でも、できれば利用したくない、でもちょっと興味がある、見るだけなら・・・といった、世界で最も危険な空港を8つご紹介します!


世界の最も危険な空港8選

1. プリンセス・ジュリアナ国際空港(シント・マールテン)

カリブ海のオランダ自治領シント・マールテンにある国際空港です。ビーチの上を大型旅客機が、超低空で通過することで有名です。

ビーチでは飛行機の離着陸時に発生する「後方気流」を体感できるそうですが、重症を負ったり、命を落とす場合もあるという看板が立っているそうです。

このビーチは「マホビーチ」という名前で、こちらの「飛行機が頭上スレスレを通過する危険なビーチ」の記事で詳しくご紹介しています!


ビーチすれすれです!かなり頑張ればタイヤに触ることもできそうな程近い距離ですね。


写真だけ見たら墜落しそうになってるように見えますね。海が驚くほどキレイですが、ビーチでのんびりって雰囲気ではなさそうですw

2. ファンチョ・E・ヨラウスクィン飛行場(サバ島)

カリブ海のオランダ自治領、サバ島にある唯一の飛行場で、全長400mという、世界一短い滑走路を持つ商業空港として有名です。

飛行場はサバ島の北東端に位置し、海に突き出た三角形の狭い土地を利用して作られています。この立地がまたすごく、三角形の一辺は急斜面の山腹、残りの二辺は海へ通じる崖という、何とも最悪な立地ですw

何なんでしょう、カリブ海にあるオランダ自治領にはこういった危険な空港が好まれるんでしょうかw


何故こんな場所に作ったのかと思わせるほど、周りに何もありません!


飛行場から続く一本の道。ターミナルも見えませんが、まさか車から降りて、そのまま乗るってわけではないですよね。

3. クールシュヴェル飛行場(フランス)

フランス南東部のアルプスの山中にある飛行場で、傾斜した短い滑走路を持つことで有名です。周りはスキー場に囲まれていて、この空港は映画「007トゥモロー・ネバー・ダイ」にも登場しています。

また、この空港で離着陸するパイロットは、山岳地帯を飛行する特別な免許が必要だそうです。空港開設以来、何件かの事故も発生しています・・・。できれば着陸したくない空港ですねw


雪はきちんと除去されているものの、滑走路の先が恐ろしいことになってます・・・。下ってますよね、どう見てもw


写真左隅に写った滑走路の先が、そのまま崖に落ちていっているように見えるのは気のせいでしょうか・・・。

4. グスタフ3世飛行場(サン・バルテルミー島)

カリブ海に浮かぶフランス領、サン・バルテルミー島(セント・バーソロミュー島)にある飛行場です。滑走路が狭く、長さも650m程しかないそうで、セスナ機や民間チャーター機などの小型飛行機が離着陸する飛行場です。

カリブ海の空港の危険率は高すぎですねw


ビーチギリギリにつくられた滑走路がまた不安ですねw。目の前には小高い丘も・・・。


すでに危ないですw。滑走路の上空に来ているのに、この高度で大丈夫なんでしょうか?目の前にはもう海が見えていますw

5. ジブラタル空港(ジブラタル)

ヨーロッパ南西、イベリア半島に突き出した、イギリスの海外領土でもあるジブラタルにある空港です。大西洋と地中海をつなぐ場所として、イギリス海軍の拠点としても機能しています。

滑走路周辺に岩山があったり、設備が不十分なため、パイロットは目視飛行での着陸を余儀なくされます。そのため、パイロットが選ぶヨーロッパの危険な空港ランキングでは、堂々たる1位を獲得しています。

そしてこの空港、さらに特殊な点があるんですが、下の写真を一度ご覧ください。


都心にあるいたって普通の空港かと思いきや、車が飛行機の横断を待ってますw。わざわざこんなところに道路を横切らせなくてもw


こんな踏み切り本当にあるんですねw。これこのまま交差点を曲がって、滑走路に進入してしまう車はいないんでしょうかw

6. バラ空港(スコットランド)

スコットランド北西部、バラ島にある空港です。この空港、実はかなり珍しく、世界初の砂浜を滑走路とした空港です。

この空港のすごいポイントはまだあります。空港の営業時間外の砂浜は、潮干狩りを行う観光客で賑わっているそうですw。大丈夫なんでしょうか。

さらには、滑走路の誘導灯などの証明施設が無いため、夜間の緊急着陸の場合などには、自動車のヘッドライトを利用して滑走路を照らすそうですw。それで空港が機能してるのであれば、まぁ・・・ね?私は、これっぽっちもこのバラ空港行きの飛行機に乗るつもりは無いですが・・・。


一見言うほど危険な空港には見えないんですが・・・


見事砂浜に着陸!水しぶきまで上がっちゃってますw。これはもう、水上飛行機で後ろに見える海に着陸した方が安全そうですよね。

7. テンジン・ヒラリー空港(ネパール)

ネパールの東部、クンブ地方ルクラにある空港です。滑走路の標高は2,900mに位置し、ヒマラヤ山脈に囲まれています。

標高が高いために大気密度も低く、また天候も変わりやすく、さらには滑走路も460mしかないため、世界でも最も高度な着陸技術が必要とされる空港だそうです。

数々の航空機事故が発生している空港としても有名ですが、それよりも、エベレスト登頂への出発点となる空港としても有名です。


真正面に見えるヒマラヤ山脈。山に向かって離陸するのは中々怖いものがありますね。離陸時にはこの写真からも分かる通り、下り坂を利用して加速するそうです。


滑走路が霧に包まれちゃってますw。山の天気は変わりやすいってよく言いますしね。

8. マデイラ空港(マデイラ島)

大西洋に浮かぶポルトガル領、マデイラ島にある空港です。高い山と海に囲まれたこの空港は、当初短い滑走路しかなく、離着陸には高度な技術が必要でした。

そして、1977年に飛行機の墜落事故が起きてしまいます。それを教訓に滑走路が延長されることになったのですが、海を埋め立てると思いきや、何と、70mの柱180本で滑走路を延長させるという技法を採用し、世界的に見てもかなり珍しい空港として有名になりました。


上空からの1枚。滑走路の途中から柱で支えられている部分が見えますね。空港横の山に沿って立てられた建物もキレイな景観です。ちょっとアマルフィっぽさもありますね。


横から撮影された1枚です。横から見ると滑走路というよりは、高速道路に飛行機が不時着しようとしているかに見えます。

いかがでしたか?世界中には色んな空港がありますね。目的地まで簡単に移動できる交通機関として旅行にはとても便利ですし、私自身も飛行機は大好きなんですが、今回ご紹介した空港へ着陸するのであれば、船を利用するプランも頭をよぎりそうですw

via The 8 most dangerous airports in the world!

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