長時間のフライトを寝るにも狭く、窮屈な座席で過ごすのは苦痛ですよね。
そんなトラベラーにオススメな、贅沢すぎるスイートクラスをご紹介します!ただ、空飛ぶホテルとも言えるその豪華さに比例して、お値段も規格外ですが・・・w
シンガポール航空のスイートクラスとは?
シンガポール航空のスイートクラスは、エアバスA380という超大型旅客機に設置された、ファーストクラスの上をいく極上の客席です。客席というよりは「客室」ですね。エアバスA380は、世界初の総2階建ての旅客機として有名で、2007年10月に世界で初めてシンガポール航空が運航を始めました。世界初の2階建てと聞くと、あれ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
2階建ての飛行機は昔からありましたよね。ボーイング747も確かに2階建てです。違う点は、ボーイング747は、前方の一部のみ2階建てなんですね。その点エアバスA380は、全部2階建てということになります。
スイートクラスは、1階のメインデッキの前方に12席だけ設置されていて、スライド式ドアとブラインド付きウィンドウを備えた、個室タイプの客席となっています。
またスイートクラスには、23インチの液晶ワイドスクリーンが用意され、幅が1m近くもある革張りのシートでゆったりとした時間を過ごすこともでき、もちろん機内食も最高級の料理や、一流のワインセレクションが用意されています。
さらにすごいのが、スイートクラスにはフェラガモのアメニティ、フランスのデザイナーである、ジバンシーがデザインしたパジャマまで用意されているそうです。例え目的地に到着しても、もうちょっと滞在したいと思わせる「至れり付くせり空の旅」ができますw
就寝の際には、キャビンアテンダントがフルサイズベッドを用意してくれます。ベッドの幅は69cm程度とそれほど大きくはないですが、忘れちゃいけません。空の上ですw。ベッドで寝れるだけでも充分ですよね。
こんな夢のようなフライト一度でいいから乗ってみたいと思いますよね!ただ気になるのはそのお値段・・・。
日本からシンガポール経由、シドニー行きのフライトの場合、そのお値段なんと、約・・・170万円!シンガポールからニューヨークへのフライトも100万円近くします。
・・・はい、夢のスイートクラスから、一気に現実のエコノミークラスへ戻された感がいたしますw。ということで、「夢と魔法の王国」・・・じゃなく、「夢と妄想の座席」スイートクラスの写真を見てみましょうw
スイートクラスの写真
こちらがスイートクラスのスライドドアです。もうドア自体がスイートですw
そしてこちらがスイートクラスの客室の内部です!このように写真では部屋の中は広々として見えますが、何と言って飛行機内なので、多少の狭さは感じるようです。
豪華な部屋で大爆笑中のお客様w。テレビ画面を見る限りそんな面白そうな内容の番組には見えないんですが・・・w
やっぱスイートクラスに乗るんだったらこうやってエレガントに乗らないとダメですね!ただ、テーブルにある食べかけのドーナツのようなものが気になりますw
このようにテーブルを設置して向かい合って座ることも可能です。
そしてこちらがベッドルーム。寝転びながら、外に見える空や雲を眺めるって贅沢です!
このように、キャビンアテンダントがベッドメイキングをしてくれます。寝具も一級品!
そしてすごいのがこちら!スイートクラスは2つの個室が合わさって作られている場所もあり、カップルや夫婦での利用の場合、中央の仕切り板を下げ、このようにダブルベッドを作ることもできるんです。しかも花びらのサービス付きw
それでは目的地までおやすみなさい・・・。でも寝ている時に勝手に客室に入って来るのはちょっとやめて欲しいですねw
いかがでしたか?まさに空飛ぶホテルの名がふさわしい内容ですよね。
よく海外旅行で、イタリア6泊8日、ハワイ3泊5日とかありますよね。あの泊数が少なくなるのって、実際は寝ている回数から、飛行機の上での時間が削られているんですよね。
そこで、思いました。スイートクラスでの滞在なら、泊数に入れてもいいんじゃないかとw。どうでもいいかもしれないですが、こんな感じで自慢もできるかもしれません。
自分「明日から7泊8日でヨーロッパ行ってくるよ。」
友達「バカだな、6泊8日って言うんだよそういう時は!」
自分「いや、空飛ぶホテルに泊まるからさ、7泊8日なんだよ。知ってるだろ?スイートクラスって」
友達「(な・・・何!?)あーいつも乗ってるよ!(ウソw)」
妄想は膨らむばかりですw。しかし、上に書いた通りお値段はかなり高め。そんなお金あったら、他のところにも旅行行くわ!というエコノミー万歳軍団の皆様(もちろん私含む)には、窮屈な座席でのフライトを快適に過ごす7つの方法をオススメしますw
via Singapore Airlines’ Private Suites Worth the Money