【グランプラス】中世ヨーロッパ建築を今に残す世界一美しい広場

世界一美しいと言われる広場がベルギーの首都ブリュッセルにあります。(他にも世界一美しいと呼ばれる広場もありますが、それはまたの機会に・・・)

戦争の砲撃により建物が破壊されたり、プロテスタントの処刑の舞台となったりと、広場や建物の美しさの裏に壮絶な歴史を残しているグランプラスをご紹介します!


グランプラスとは?

グランプラスは、ベルギーの首都、ブリュッセルの中心地にある広場です。世界で最も美しい広場とも言われ、多くの観光客が訪れます。

現在は観光スポットとして有名ですが、昔はプロテスタントの殉教者が火あぶりの刑に処されたり、1695年の大同盟戦争中、フランス軍の砲撃により建物の大半が破壊されたりと、壮絶な歴史の舞台となった広場でした。

その美しい建築や景観が認められ、1998年には世界遺産に指定されています。

私はヨーロッパの街並みってのがかなり好きなんですが、現代でなくこういった中世ヨーロッパの街並みの雰囲気が感じられるってところが、行ってみたい感を鷲づかみにされるポイントです。いつも色んな旅行・観光情報を調べながら行きたい場所ランキングを作って、次の旅行の行き先の候補を決めてるんですが、グランプラスは毎年ランキング入りしています。(実際行けてないですが・・・w)

 

グランプラスの風景


ちょっと空が暗く加工されてますが、建物の雰囲気がすごい。歴史を感じさせますね。


窓が1つ1つ大きく作られているからなのか、建物自体も凄く大きく見えます。


昔の映画の背景にでも出てきそうな感じですね。映画のセットみたいな街並みになってます。


ちなみにグランプラスの近くには「世界三大がっかり」という不名誉な称号を与えられてしまった有名なこの子もいます。


建物に寄った写真だと分かりにくいですが、実際広場というだけあって、かなり広い作りになっていて、広場の周りをぐる~っと建物が囲んでいます。


そして、グランプラスの大広場を利用して行われるイベントがこのフラワーカーペット!これ全部花で作られています!


このイベントは2年に1度開催されるイベントで、毎回8月頃に数日間のみ開催されます。また、毎回テーマが決まっていて、そのテーマに沿って花が飾られています。ちなみに2012年に開催された時のテーマは「アフリカ」だそうです。


近くで見てみると、ものすごく手間がかかっているのが分かります。色彩豊かな一面の花は圧巻ですね。


グランパレスの通り。こんなまさにヨーロッパを感じられる小道が大好きです!


そして、フラワーカーペットも素敵ですが、もう1つの見所は何といっても夜!隅々までよく見てくれよと言わんばかりに豪華にライトアップされています!


唯一戦争の砲撃や放火に耐え、中世ヨーロッパ建築の形を今に残す市庁舎。今でもキチンと昔のまま残っていることはとても良いことですが、何より1400年代にこれだけの建造物を作れたことが驚きです。


雰囲気良すぎ!広場全体がオレンジ色に染まっています。やっぱ夜に見るヨーロッパの建物ってのも良いですね。


そしてさらに雪でも降ってればもっと雰囲気が出そうです。クリスマスが似合いそうな場所ですね。


そして・・・ちょっとグランプラスを離れ大好きなヨーロッパの小道へ・・・


雰囲気良すぎ!・・・とまた言いたいところですが、夜はある意味危険な香りもちょっとしますねw。でもこんな誰もいないような裏通りの雰囲気が大好きです。

最後に、ベルギー旅行に来たらこちらも忘れずに!


有名なベルギーのワッフル!以外と種類も豊富にそろっていますね、これはウマそう・・・。

グランプラスへのアクセス方法

グランプラスへ行くには、ブリュッセル国際空港から電車、バス、タクシーで行く方法があります。
  • 電車の場合 : 空港地下からベルギー国鉄に乗りセントラル駅へ。所要時間は約20分。駅から徒歩5分の距離です。
  • バスの場合 : 空港からブリュッセル市内方面のバスに乗車。所要時間約30分でセントラル駅近くで下車。徒歩5分。
  • タクシーの場合 : 直接空港からタクシーに乗る場合、所要時間約30分程度。市内まで約35~45ユーロ前後。
ベルギーの首都ブリュッセルのど真ん中にあるグランプラス。ベルギーの場合パリ、ロンドン、アムステルダムなどから列車で入国することもできるため、ヨーロッパを周りながら立ち寄るってのもいいですね。

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