「ブルーアワー」という言葉をご存知でしょうか?日の出前や日の入り後に、空が美しい青色に染まる時間のことだそうです。
今回は、そんな不思議な青色に染まるブルーアワーに撮影された、世界の名所の美しい写真20選をご紹介します!
ブルーアワーとは?
ブルーアワーは、日の出前や日の入り後の空が濃い青色に染まる時間帯のことです。このブルーアワーの時間帯は、空の明るさが街灯や室内照明と同じ位の明るさになるため、写真や映画を撮影する際に独特な雰囲気を表現できるそうです。また、写真や映画用語で、夕日が沈みきった後に残るオレンジ色に染まる時間は、マジックアワーまたはゴールデンアワーと言うそうです。
夕日もそうですが、ブルーアワーの時間もかなり短いので、足を止めて空を見上げ、美しく広がる空の青を眺めたいですね。
朝を告げる朝日が昇る前、夜の黒から青へと、一日の終わりを感じさせる日没後の、夕日のオレンジから青へと変わる自然が見せてくれる色の美しさは、普段見ている景色もまた違った一面を見せてくれるかもしれません。
ということで、深く美しい青色に染まった、ブルーアワーに撮影された、世界の都市や、観光名所の写真20選を見てみましょう!
ブルーアワーの風景20選
1. ドイツ(ドレスデン)
ドイツのザクセン州の州都、ドレスデンです。チェコの国境のすぐ側にあり、プラハからも近い街です。空の青色に建物のイルミネーションが映えていますね。
2. イタリア(ローマ)
イタリアの首都ローマにある円形闘技場、コロッセオです。古代ローマを象徴する建築物です。深い青色の空がコロッセオの雰囲気をさらに際立たせてます。
3. カナダ(ビクトリア)
カナダのバンクーバー島にある都市、ビクトリア。海に面した美しい都市です。
4. アイスランド(ディルホゥラエイ)
アイスランド最南端の岬、ディルホゥラエイです。何とも発音しにくそうな名前ですが、青い岬ってのもいいですね。沖に見える島から灯台の光が伸びています。
5. アメリカ(ワイオミング州)
広大な自然と、標高の高い平原地帯が広がるワイオミング州。池に空が映し出されています。遠くに見えるのは、標高3,872mのモラン山です。
6. アメリカ(カリフォルニア州)
一見涼しそうな感じもする写真ですが、実はここ、世界で一番暑い場所と言われる、カリフォルニア州にあるデスバレーという盆地です。夕日のオレンジ色と、ブルーアワーの青色が混ざって幻想的な空になってますね。
7. イギリス(ロンドン)
ロンドン市内を流れるテムズ川に架かる橋、タワーブリッジです。この写真の空すごいですね、まるで空に海があるように見えませんか?遠くに見える夕日のオレンジをブルアワーの青が飲み込んでいってるみたいです。
8. アメリカ(ニューヨーク)
ニューヨーク上空からの1枚。大都市ニューヨークを青色の空が覆っています。
9. フランス(ケゼルスベール)
ブドウ畑に囲まれたフランスの歴史ある村、ケゼルスベールの写真です。屋根に積もった雪に加え、青色に染まった景色がかなり寒そうに見えますw。対称的に、村の明かりに暖かみを感じますね。
10. ニュージーランド(クイーンズタウン)
ニュージーランド南部の街、クイーンズタウン。ブルーアワーと言うよりは、パープルアワーですねw。不思議な紫色に染まってます。
11. イタリア(チンクエ・テッレ)
ワインの産地としても有名で、その美しい景観から世界遺産にも指定されているチンクエ・テッレの1枚です。こんな街旅行してみたいです!
12. 中国(上海)
外灘エリアから、黄浦江を挟んで撮られた上海です。ブルーアワーの後には、上海の有名なイルミネーションが待っています!
13. トルコ(イスタンブール)
アジアとヨーロッパの文化が融合した都市、イスタンブール。この建物は、世界遺産にも指定されている建築物、スルタンアフメト・モスクです。夕日のオレンジと青色のコントラストが絶妙です。
14. アメリカ(モンタナ州)
世界最古の国立公園でもある、世界遺産、イエローストーン国立公園での1枚。小屋から漏れる光といい、空の青色といいすばらしい写真ですね。暗くてちょっと見にくいですが、馬もカメラ目線ですw
15. アメリカ(カリフォルニア州)
サンフランシスコの有名な観光スポットゴールデンゲートブリッジです。有名な場所でありながら、どことなく静けさを感じますね。
16. アメリカ(ワシントンD.C.)
アメリカの首都、ワシントンD.C.です。右に写っているのがワシントン記念塔。左でライトアップされているのが、リンカーン記念館です。この場所はよく映画にも登場しますよね。
17. スイス(シュヴィーツ州)
スイス中央よりやや北東に位置する、シュヴィーツ州を上空から写した写真です。街の上空、雲の上まで青く染まった、絵画みたいな1枚です。
18. インド(ハイデラバード)
インド中南部の街、ハイデラバードを代表する建築物、チャール・ミナールです。
19. イタリア(ベネチア)
イタリアの水の都、ベネチアでのブルーアワー。正面に見えるのはリアルト橋です。もう雰囲気出すぎですw
20. フランス(パリ)
そして最後は、パリの上空からの1枚です!パリの街全体が青色に染まっています。街の明かりが所々浮かび上がってキレイです。遠くにエッフェル塔も見えますね。
いかがでしたか?夜景を見るのとはまた違った魅力がありますよね。今回は、世界の都市や観光スポットでのブルーアワーをご紹介しましたが、空を深い青色に染める不思議な時間ブルーアワーは、海外に飛び出さなくても家からでも見れますw
普段何気なく過ごしていると中々気づけないですが、夕日が沈む頃にふと思い出してみてください。もしかすると普段見慣れた光景の頭上には、感動する位キレイな青色の世界が広がってるかもしれませんよ!
via Blue Hour Photos Taken Around The World