滑らかな曲線を描く岩に囲まれた、神秘的な渓谷がアメリカにあります。
今回は、そんな自然の力を感じさせてくれる美しい渓谷、アンテロープ・キャニオンをご紹介します!
アンテロープ・キャニオンとは?
アンテロープ・キャニオンは、アメリカの南西部のアリゾナ州にある、ページという街の近郊に位置する渓谷です。アメリカ南西部に先住するネイティブ・アメリカン、ナバホ族という部族の土地にこのアンテロープ・キャニオンがあります。
アリゾナ州には、このアンテロープ・キャニオンの他にも、グランド・キャニオン国立公園があったり、大自然を楽しみたい方にはピッタリな州ですね。
アンテロープ・キャニオンは、アッパーとロウワーと言う2つの岩層に分かれています。
アッパー・アンテロープ・キャニオン
渓谷が一定して地表と同じ高さなため、岩を登ったりする必要もなく、観光しやすい点から多くの観光客がアッパー・アンテロープ・キャニオンに集まります。また、岩の天井の隙間から射しこむ美しい光景もこのアッパー・アンテロープ・キャニオンで多く見ることができます。
ロウワー・アンテロープ・キャニオン
アッパー・アンテロープ・キャニオンから数キロ離れた場所に位置する、ロウワー・アンテロープ・キャニオン。渓谷内には幅が狭い場所や、足場が悪い場所なども比較的多く、アッパー・アンテロープ・キャニオンよりは観光客が少ない場所でありながら、多くの写真家を惹きつける魅力がある渓谷です。
それでは、自然が作り出した美しい曲線に囲まれた、アンテロープ・キャニオンの写真をご覧ください。
アンテロープ・キャニオンの風景
両側から削り出された様な、ある意味不自然な程変わった形をした岩が突き出ていますね。
水や風の侵食により、長い年月をかけられて形成されたアンテロープ・キャニオン。見入ってしまいます。
水の流れがそのまま固まってしまったかのような模様をした岩肌ですね。とりあえず手で撫でてみたいですw
この場所の足場はかなり狭そうです。体をクネクネ曲げながら進む必要がありそうです。
外界の景色から遮断されたこんな場所でゆっくり岩を眺めてみたいですね。
岩の間を通り抜け、空から一筋の光が射し込んでいます。
まるでスポットライトのようですね。周りの岩の滑らかさといい、空から射す光といい、とても自然に出来たとは思えない風景です。
渓谷を上から見るとこんな感じです。上からの景色ではただの岩の隙間にしか見えないですが、この下に美しい渓谷が広がっているんですね。
もちろん岩ですが、木目のような美しい模様をしています。 じっと見ていると、バームクーヘンにも見えてきますw。表現力が乏しいですね、申し訳ありませんw
渓谷内から上を見上げた1枚。それにしても渓谷らしいと言いますか、岩肌はかなりキレイな色をしていますね。
実際に人が立ってみると、周りの岩がかなりの大きさであることが分かります。もうそこに自分が立っていることを想像するだけでもワクワクしてきます!
いかがでしたか?自然の力が作り出したこの風景、一度は見てみたいですよね。
閉所が苦手な方にとっては多少圧迫感があるかもしれませんが、写真を見るだけでもどこか落ち着くような雰囲気がのする渓谷です。
雄大な自然の景色が広がるアリゾナ州。やはり自然の力が感じられる観光スポットは良いですね!
via twistedsifter.com