南米奥地のギアナ高地にあるテーブルマウンテンに、世界最大の落差を誇る滝があります。
今回は、エンジェルフォールと呼ばれる絶景の滝をご紹介します!
エンジェルフォールとは?
エンジェルフォールは、南米ベネズエラのボリバル州、ギアナ高地と呼ばれる地域のカナイマ国立公園内にある世界最大の落差を誇る滝です。その落差は何と979m。約1km近くの落差があります。ちなみにこのギアナ高地は、日本の中国地方並みの面積がある広大な地域で、その中にある「アウヤンテプイ」と呼ばれる最大のテーブルマウンテンから水が流れており、あまりの落差から水が地上に落ちるまでの間に空中で拡散してしまい霧になってしまう為、滝壺というものが存在しません。
エンジェルフォールと聞くと、何となくあまりの美しさから「天使の滝」という意味で名前が付けられたように思いますが、実際はエンジェルフォールを発見したアメリカ人の探検家の名前が「ジミー・エンジェル」だった為で、つまり「天使の滝」ではなく、「エンジェルさんの滝」ということなんですねw
その息を呑むような絶景が有名になり、日本でも度々テレビ等で取り上げられていますよね。それでは、エンジェルフォールの絶景をご覧ください!
エンジェルフォールの風景
こちらがエンジェルフォール。見上げるだけでも相当な高さと分かる絶壁から、大量の水が流れ落ちています。
手前の木々を見ても相当な高さだと分かりますね。何かRPGのステージのようです。
木々の間から眺めるエンジェルフォール。上に山があるわけでもないのに、これほど大量の水が流れ落ちるのがまた何とも不思議ですよね。
少し離れたところから見るとこんな感じです。圧倒的な存在感ですね。こんな川をカヌーでゆっくり下ってみたいです。エンジェルフォールの景色が見えたら、がんばって逆に漕いで少しでも長く見れるように川を逆流しながらw。あ、一端岸に上陸した方が賢いですねw
こちらは霧に包まれたエンジェルフォール。何とも神秘的な雰囲気が漂っています。
滝の近くに寄ってみます。本当に滝壺が無いのがよく分かりますね。それでも一端霧状になった水がまた集まり、川を作っています。
滝の真下から見上げた1枚。水が豪快に落ちてきていますね。滝壺の無いエンジェルフォールの下はまるで暴風雨のようになっているそうです。
もう1枚滝を見上げた写真です。何となくスプラッシュマウンテンのイメージが湧きます。
次は、世界一の落差と言われるそのエンジェルフォールの高さがよく分かる1枚です。いやいや・・・絶景過ぎですねw
もう1枚空中から撮影されたエンジェルフォールです。水が流れ落ちる過程で空中に広がっているのがよく分かりますね。
さらに滝の真上に登ってみます。 他に言葉が思いつかない表現力の無さが悔やしいところですが・・・た、高いですねw
そして最後に滝の上から撮影された写真をもう1枚。滝の周辺にはこれでもかってくらい緑が広がってますw。徒歩でエンジェルフォールまで辿り着くには軽い冒険並みの行程になりそうです。
エンジェルフォールまでのアクセス方法
エンジェルフォールに行くには、まずベネズエラの首都であるカラカスまで行き、そこからエンジェルフォールのツアーの基点となるベネズエラ東部の都市、シウダーボリーバルへ移動します。シウダーボリーバルまでは飛行機かバスでの移動が可能で、バスの場合は時間が掛かる代わりにかなり格安での移動が可能となります。
そして、シウダーボリーバルから現地ツアーに参加します。カラカスからもツアーを申し込むことができますが、かなり割高になるため、シウダーボリーバルまで移動してからツアーに申し込む方が賢く観光することができます。
エンジェルフォールの現地ツアーは数泊するツアーが大半ですので、時間や旅行の日程に余裕を持って行きたいですね。
また、エンジェルフォールを訪れるのであれば、雨季である6月~10月がベストシーズンとなります。乾季の場合、川をボートでさかのぼるツアーが催行されない場合もあり、またエンジェルフォールの水量も少ない可能性があります。
いかがでしたか?モッシュトラベルではこれまでにも数々の絶景を紹介してきましたが、やはりこういった絶景を見るためには簡単な行程では行けない場所が多いですね。
それでも、こういった場所にあるからこそ見た時の感動も数倍になるんでしょう。これからも全ての人の旅行への1歩の手助けとなるよう、様々なスポットをご紹介していきます!
via izismile.com