わき見運転せずにはいられなさそうな、美しい絶景が広がる道路がオーストラリア南東部の海岸線沿いを走っています。
今回は、「グレートオーシャンロード」と呼ばれるその海岸線沿いの道路から見える絶景をご紹介します!
グレートオーシャンロードとは?
グレートオーシャンロードは、オーストラリアの南東にあるビクトリア州沿岸を走る道路で、海岸沿いから自然岩の絶景を楽しむことができます。またその美しさから、トヨタのウィッシュのCMのロケ地としても使用されています。中でも特に、グレートオーシャンロードが通るポートキャンベル国立公園内にある、陸地が長い年月をかけて波や風に侵食されることによって形成された「12使徒」と呼ばれる岩々の景観が有名で、最大の見どころとなっています。
現在でも年間約2cm程度侵食が続いており、過去数年の間にいくつかの岩が崩れています。現在では8つの岩が残っており、今後さらに進むであろう侵食が懸念されています。
それでは、時間が過ぎるのも忘るような絶景が広がる、グレートオーシャンロードの風景をご覧ください!
グレートオーシャンロード(12使徒)の風景
こちらがグレートオーシャンロードから見える12使徒の風景です。確かに昔は陸続きだった感じもしますね。
ちょっと遠くから撮られた1枚。陸側から射す太陽の光がまた神秘的な感じもします。
今度はちょっと近づいてみます。水平線の向こうに消えていく地形がまたキレイですね。
こうしてみるとかなりの絶壁ですね。また海の色もかなりキレイです。
一部硬い岩盤が混じっている部分だけ侵食が遅れるため、このような絶景の岩々が残ったそうです。
上空からグレートオーシャンロードを撮った1枚。見渡す限り緑が広がる大地・・・と言いたいところですが、奥の方はきれいに四角く刈り取られちゃってますねw。何か残念です。
もう1枚上空から。何か虫が食べたかのような、水滴が滴るような地形をしていますね。
ビーチから見る12使徒。波の動き、岩にあたる夕日や夕空、絶妙な写真ですね。
日が沈んでくると、昼間とはまた違った顔を見せてくれます。こんな景色見ながら悩み相談でもしたら、数秒で悩みなんて飛んでいってしまいそうですw
12使徒だけでなく、陸地側も侵食され続けているため、今後はどんどん岩と陸地の距離が遠くなるかもしれませんね。と言っても年間約2cmですから、100年生きても2mしか距離が変わりませんが・・・w
いかがでしたか?こんな海沿いをドライブできたらテンション上がりっぱなしになりそうですw。しかし、ただでさえ海岸線沿いの道路はカーブも多く危険なので、気になる景色があれば、車を停めてゆっくり楽しみましょうw
グレートオーシャンロードへのアクセス方法
グレートオーシャンロードへ行くには、レンタカー、ツアーで行く方法がオススメです。オーストラリア南東部の都市、メルボルンを拠点に、レンタカーの場合は海岸線沿いに行くと所要時間約4時間。12使徒があるポートキャンベル国立公園まで時間を短縮して行きたい場合は、内陸の道路A1号線を利用すれば、約2時間半で着きます。
ツアーで行く場合は、メルボルンから多くの観光ツアーが出ています。日本語での案内を受けたい方には、日本語のツアーもありますが、値段は英語のツアーに比べ多少割高です。
ツアーでは行かない多くの展望台や、絶景が広がる隠れスポットも結構あるので、できればレンタカーでゆっくり観光するのをオススメします!
最後に1つ・・・ここ・・・オーストラリア名物の1つ「ハエ」が多いですw。時期にもよるでしょうが、ある程度体にハエが群がってくると覚悟しておいた方がいいかもしれません。
ただ私の場合は、最初はハエがかなり邪魔だったんですが、12使徒の絶景の前にハエの存在感は一瞬で消えましたw。死ぬまでに行く価値はありますよ!
オーストラリアに行かれる際は、是非観光コースの候補に入れてみてください!
via http://twistedsifter.com